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入院付き添い家族に届ける、食でつながる支援の輪。

入院付き添い家族に届ける、食でつながる支援の輪。

松本エリアの旬のニュースをお届けしている「イクトピ」。2025年4月号で掲載した、入院付き添い家族応援ネットワーク「ランチテラス」についてご紹介します。

入院患者の家族の食事をサポート。

「入院中の子どもを支えるためには、養育者の健康から」。この理念のもと、昨年10月に活動を始めたのが、入院付き添い家族応援ネットワーク「ランチテラス」。毎週火曜から金曜の11時30分から13時まで、安曇野市にある県立こども病院内で、賛同するパートナー店舗17店が提供する弁当やパン、スイーツなどを日替わりで販売し、入院患者家族の食事をサポートしています。

今年3月からは、「おうえんチケット」の販売を開始。長期入院の患者も多いこども病院。付き添い家族が、自身の食事を確保する際の経済的・精神的負担を軽減する循環型支援システムとして、この取り組みが生まれました。仕組みはシンプル。支援したい人が、安曇野市を中心とした「おうえんチケット支援店」に設置された、「おいしい応援募金箱」に一口200円を募金しチケットを購入すると、その寄付金が患者家族へ食事購入時に使える200円分の補助券として提供。購入者からの応援メッセージも添え、地域と患者家族がつながることで、付き添い生活で孤立しがちなご家族の心の支えにもなると期待されています。

代表の小畠千奈都さんは、元看護師であり、自身も子どもの付き添い入院を経験したひとり。「誰もが支援する側にもされる側にもなり得ます。地元の食を通じて、地域の支援の輪が広がってほしいですね」と話します。

店舗に行けない場合は、全国どこからでも支援できる「サポーター会員」も募集中。詳しくはランチテラスのInstagramからご確認を。

ランチテラスさん

  • 入院付き添い家族応援ネットワーク

安曇野市にある県立こども病院内で、賛同するパートナー店舗17店が提供する弁当やパン、スイーツなどを日替わりで販売(毎週火曜から金曜の11時30分から13時まで)。地域と患者家族をつなげる「おうえんチケット」や全国どこからでも支援できる「サポーター会員」を募集中。

text:Emi Shibata
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