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おうちを楽しむためにできることって何だろう? 【イクジィ6月号編集後記】

おうちを楽しむためにできることって何だろう? 【イクジィ6月号編集後記】

みなさん、おうちは好きですか? こう聞かれると、「うん!」と即答できる人はどれくらいいるのでしょうか。

移住民の私は、いまだに賃貸暮らし。引っ越してきた当初は、これまで少しずつ集めてきた自分の好きなものを飾ったりしながら楽しんでいましたが、子どもが生まれてからは一変。危ないものは隠し、子どもが触れないように柵を設置し、シンプルだった和室スペースは子どものおもちゃや絵本で溢れかえり…。

「あぁ、もっと片付けたい!」「もっとおしゃれにしたい!」
そんな欲がむくむくと湧いてくるけれど、子どもがいると欲望のままにできないことが多い。それなら今ある空間を、無理なく素敵にみせればいいんだ!ということに行き着きました。でも、その知恵はない。ならば、おうちが素敵な人に聞こう!ということで、今号の特集となったわけです。

息子が新生児を卒業した頃。リビングに続く和室に布団を並べて生活していました(エアコンがリビングにしかないため…)。この頃の我が家は本当にものが少なかったのですが、今や和室は息子のもので溢れています。

巻頭では、「おうち美術館へようこそ!」という企画を進行。デザイナーの小林萌さんに、子どもの絵や作品を家の中で素敵に飾ったり、工作を楽しむヒントを教えていただきました。アート教育についても詳しい小林さん。打合せ中から目からウロコの連続。写真に登場している作品は、すべて小林さんのお子さんのもので、こんなふうに自由に楽しんでいいんだ!と勇気をいただきました。今回撮影してくださったのは、表紙の写真でお馴染みの丸田平さん。小林さんと丸田さんのタッグ、ぜひ誌面でご覧くださいね。

わが家の歴史を振り返ってみると、昔は結構スッキリしていたんだとびっくり! 今はものが増えすぎて困っていますが、息子と過ごしてきた歴史がこの家には詰まっています。今、2歳半の息子。これからどんどん大きくなっていったとき、この家がどんな変化を遂げるのか、これを書きながら少し楽しみになってきました。タイトルに込めた、“HOME SWEET HOME《愛おしいわが家》”を、一番噛み締めているのは、私なのかもしれません。
(編集・上山)

イクジィ2025年6月号

イクジィ2025年6月号

HOME SWEET HOME おうちを楽しもう。
−−おうち美術館へようこそ!
−−マイホームストーリー
股くぐり祭フォトコンテスト 結果発表
Yummy Time!〈Larch Bake and Gelato〉
子どもとクラフト atelier m4のカッティングボード
子どもとお山歩12ヵ月 大穴山
公園図鑑 山形なろう原公園

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