読者投稿紹介

イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」

いくっちゃはイクジィ読者のおしゃべり空間です。

読者の皆さんが編集部にお寄せくださったお便りなどを掲載しています。

2018年2月

近年の子育て環境は恵まれている 私はそう捉え、感謝しています

松本市/ゆたんぽ

投稿するかしないか迷いましたが、モヤモヤしてしまうので書かせていただきます。イクジィのおしゃべりコーナーで、前々号あたりから公共の施設や機関について、さまざまな意見が投稿されていました。

私の意見としては、今の子育ての環境は大変恵まれていると思います。どこかへ行けばタダでイベントに参加でき、暖かい部屋の中でおしゃべりを楽しみながら子どもを遊ばせて、時にはおいしい料理や工作のおもちゃもいただける。保育園やプラザも預かり枠が広がり、子どもを預かってくれる時間が増えた。飲食店やデパートでも、割引やサービスがあってランチを楽しめたり、食べ残し、こぼしを片付けてくれたり、オムツを処分してくれたりする。ここ近年で「子育て支援」が主流になって、公も民もいろいろ工夫を施し、本当に過ごしやすいようにしてくれていると感じます。
 しかし、人間は慣れるとそれが「あたり前」になり、「もっと○○を」を求め、感謝の気持ちを忘れてしまうのではと心配になります。その点、子どもたちは現状の物をそのまま受け入れることができます。少し不便なほうが子どもなりに考えたり、我慢したり、たくましく成長できるのではと思います。私は、子どもに感謝することや創意工夫すること、マナーを伝えていくことを大事にしたいです。

「当たり前」に慣れると、欲求の度合いが高まる人間のサガみたいなもの、確かにあると思います。感謝の気持ちを持って利用する気持ち、忘れずにいたいものですね。「少し不便な方がたくましく成長できる」にも、なるほどと思いました。