私の地元も未就学児2人まで バスの運賃は無料です

松本市／山登撫子

10月号のいくっちゃに投稿されていた、「子連れでバスに乗りましたが…」の記事を読んで、「うんうん！ そうだよね！」と、子どもがお昼寝をしている横で思わず首を振りながらつぶやいてしまいました。

イオンモールがオープンして2週間近くが経ち、街中の渋滞は本当にひどいものです。松本市がノーマイカーデーなどのイベントを催したり、イオンモールも期間限定ながらも帰りのバスチケットを進呈したりと、努力や啓蒙活動はしているのでしょうが、この車社会の松本市とその近郊都市、大人１人につき、１人目の未就学児しか無料にならないなら、わざわざ大変な思いまでしてなぜバスに乗る？ と思ってしまいます。私の地元も、大人１人につき２人までの未就学児は運賃無料です。それが普通だと思っていたので、びっくりしました。これではいつまで経っても公共交通機関を積極的に利用する人の数は増えないのではと思います。
　交通費だけでなく、子どもの医療費補助のお粗末さにも驚いています。地元では小学校６年までは医療費は基本無料だったので、信州の一部を除いたほとんどの市町村が同じような体系を取っているとのこと。移住者を増やしたい、人口の流失を食い止めたい、活気にあふれた街にしたいと行政が訴えるのなら、外堀から固めていくのが大事なのではないかなぁ…と思ってしまう今日この頃です。