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イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」

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2011年9月

寂しさを乗り越え頑張る上の子。私ももっと頑張らなくちゃ!

塩尻市/たいよう

先月、2人目を帝王切開で出産しました。今回は主人が2週間の休みを取ってくれ、上の子(2歳)の面倒や私の入院中の洗濯etc.すべてやってくれ、とてもありがたかったです。

より、一番心配だったのが上の子のこと。私と離れて生活することは、生まれて初めてのことでした。入院1日目は私と離れるとき泣かなかったものの、帰りの車の中や家では、主人の胸でシクシクと泣いたそうです。翌日の朝、描いてくれた絵には真ん中に私の顔、両側に主人と自分がいて、私が手を広げて2人と手をつないでいるところが描かれていました。そして私の体の中には、お腹の中の赤ちゃんの顔も…。娘の心情がよく分かり、胸が熱くなりました。
 それから無事出産し、窓越しの赤ちゃんと対面した娘は「赤ちゃ〜ん、ねーねがいるよ〜」と、とてもうれしそう。それからの1週間は病院から家に帰る際、「赤ちゃんによろしくね。あした来るから泣かないで待っててね」と言って、笑顔で主人と帰っていく娘。成長したなと思いました。

今は少しだけ赤ちゃん返り中…。でもそれも自然な姿だと思っています。赤ちゃんを抱っこしていると、「赤ちゃん、だっこしないでほしい…」とうつむき加減で言ったり、かと思えば、赤ちゃんにほおをくっ付けてみたり…。夜は必ず「隣で寝るー」と言って赤ちゃんの横で寝ています。手を握ってあげたり、トントンしてあげたり。そんな姿がほほえましくて幸せを感じます。

生まれてたった2年とちょっとしかたってない子どもが寂しさを乗り越え、ガマンをし、そして今は赤ちゃんがいることのうれしさと親を取られたような気持ちとの間で頑張っているんだと思うと、私ももっと頑張らなくちゃ!と思います。子どもたちと一緒に、私も成長していきたいと思います。

複雑な気持ちの中で葛藤している上のお子さん、そしてそれをやさしく見守っているお母さん。読ませていただいて、こちらまで胸が熱くなりました。