イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」
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親から子へそれぞれの行事の意味を しっかり伝えることの大切さを感じた
匿住所/atty
3歳半になる娘がいます。日頃から、髪の毛を縛ることが大嫌いで、整えるのも一苦労。10月の義兄の結婚式でも、暴れてヘアセットを嫌がり、結んでもらったセットも、かきむしって、もじゃもじゃの髪の毛で出席しました。11月の七五三の着付け、ヘアセットを予約するも、恐怖な母。1週間前からほかの子の写真を見せたり、お菓子で気持ちを引き寄せたり…。しかし本人は、「いやだ、しちごさん!」、「やんない!」の一点張り。
そんなとき、図書館で見つけた絵本「七五三だよ 一・二・三」(作・絵=長野ヒデ子さん)。3人兄弟が、家族と迎える七五三。着物を着て、お参りをし、家族にぎやかな七五三の一日を幸せいっぱいに描いた絵本です。その絵本を読んで、今までは七五三=着物を着飾り、お参り、写真という表面的なイメージが強く、子どもに敢えて話をすることもなかった私が、これまでの子どもの成長を感謝し、これからの健康をお祈りする七五三の行事について改めて見直し、娘にも絵本を見せて、言葉を分かりやすくかみくだき、話をしてみました。まだ理解の難しい言葉、表現もありますが、じーっと見つめている娘。そのうち「きものってなに?」「おまいりするの?」と、少しずつ興味を持った様子。
そして迎えた七五三。意外にも娘はご機嫌に着物を着てくれ、ヘアセットも可愛らしく、あっという間に終わりました。身構えていた私もビックリ! お参りも無事に済ませ、祈願もしていただき、両親ともに娘の成長を祝い、小さいころからのことを思い出しながら、楽しく一日を過ごしました。
今回のことで、着物を着るということや、着飾るということにとらわれず、行事一つずつ意味があること、それを親から子へ、小さいうちからもきちんと知らせていくことで、迎える行事も感謝の気持ちをさらに大きく持てることを感じ、これからも親子ともに成長していきたいと思いました。
華やかな衣装を着て、かわいい姿と思い出を写真に残すことに目的が寄りがちになってしまいますが、七五三本来の意味をしっかり理解し、子どもの成長を感謝し、これからの健やかな成長を祈願するという目的を、親である私たちが伝えていかなくてはなりませんね。改めてそのことを感じさせていただきました。