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イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」

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2019年10月

立地条件で決断した新設小規模園 でも、まさに「出会いは宝物」だった

安曇野市/みるきぃ

2歳の息子と0歳の娘を持つ育休中の母親です。イクジィ9月号の「2020年度園児募集要項」を拝見し、「いよいよこの時期になったなぁ」と感じました。

思い返すこと2年前、4月から復職希望していたため、イクジィ掲載の「2018年度保育園児募集要項」のページをコピーし、希望する園の説明会に行きました。その後、入園申し込みをしたところ、記入した6園すべて選考から外れてしまいました。夫婦共々フルタイム勤務ですが、両親と同居なので仕方ないと思います。

直後、市役所の方から連絡があり、まだ空きのある園をいくつか紹介していただいたのですが、安曇野市在住で松本市内勤務なので、高速通勤覚悟で安曇野インター付近の保育園に希望申請しました。当時、新しく設立した小規模保育の園で、正直、立地条件で決断した保育園でした。

全園児が新入生で執り行われた入園式で、園長先生が「皆さんの中には、希望された園に入れなかった親御さんも、少なからずいるかと思います。ですが、希望していた園と同じ、いやそれ以上に思い出を残す園生活を送ってもらいたい」とのお話がありました。実際、保育園生活が始まると、素晴らしい保育園で、安心して子どもを預けることができるし、どの先生も一人ひとりの子どもをとてもよくみてくださっていると思います。それに何より、楽しい園生活を送れているのが子どもから伝わってきます。

私の好きな言葉の中に、「出会いは宝物」という言葉があるのですが、まさにこれだと思います。そして息子の成長をうれしく感じる中で、今となっては、本当に良い決断だったと思います。

2歳児クラスまでなので、来春卒園が決定しているのですが、残り半年、楽しい思い出をさらに作ってほしいと願うと同時に、2人の入園説明会に向けて、またイクジィをコピーする今日このごろです。

待機児童というと都会だけの話かと思っていましたが、近年は松本エリアでも問題になっていますね。保育園を希望しているママさんにとっては、悩ましい時期かと思います。そんな中でも、多くのお子さんたちにステキな出会いがありますように、イクジィも願っています。