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イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」

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2020年10月

自分の注射では泣かなかったのに 弟のときは「頑張れ」と泣いている兄

安曇野市/ちはるママ

先日、子ども3人を連れて予防接種に行ってきました。上の兄姉は1本ずつ、この春生まれた末の弟は2本の接種です。トップバッターは兄。「痛い!」と言いながらも、なんとか涙をこらえました。続いて2番手は姉。こちらも頑張りましたが、最後に少し泣いてしまいました。最後は弟。こちらは「 ビェーーーーン!」と号泣です。

以前よりも注射を嫌だと言わなくなった上の子たち。もちろん泣かなくなったことにも成長を感じますが、弟の注射のときに、泣きながら応援する姿にもグッとくるものがありました。特に長男は、自分の番のときは泣かなかったのに、弟が注射をするときには小声で「…頑張れ、頑張れ」と言いながら泣いています(どうやら弟だけ2本打たれるというのもかわいそうだと思ったようです)。

親の私も、子どもの注射のときは、痛がる子どもを見て胸が痛みます。長男も弟に対して同じような思いをしているのかと思うと、弟に対する愛情を感じるとともに、いつの間にか人の痛みがわかるまでに成長したことに胸を打たれました。そんな姿を見て私も泣きそうでしたが、もしここで私が泣いたら、家族みんなで泣いて帰る…という、訳のわからない図になるので頑張ってこらえました。

編集室一同、感動しました! 自分の痛みは我慢して、弟の痛みがわかるからこそ泣いて応援…。お兄ちゃんの姿を想像するとキュンとします。きっと日々の生活で自分が受けている愛情あってこその成長なのでしょうね。