読者投稿紹介

イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」

いくっちゃはイクジィ読者のおしゃべり空間です。

読者の皆さんが編集部にお寄せくださったお便りなどを掲載しています。

2021年4月

「泣けばママが心配するから 泣かなかったの」と大学生の娘

匿住所/匿名

ママさん、パパさん、毎日育児お疲れさまです。私の娘が入園したときのことを話したいと思います。

娘は名古屋市に住んでいたときに、市内の幼稚園に入園しました。通園し始めたとき、泣きもせず、無表情でずっと手を握っていました。話しかけても無表情。幼稚園で先生にお願いしたときも、振り向きも泣きもせず、教室に入っていきました。安心しましたが、ずっと振り向きもせず、無表情だったので、すごく心配でたまりませんでした。お迎えに行っても無表情でした。心配が止まらなく、抱っこして帰り、家についてもずっとそばにいて抱っこしてました。このときには、幼稚園であったことは聞かなかったです。

そんな日が続き、幼稚園の先生に「職員会で話題に出たのですが、登園するとき、お母さんを追ったり、泣き叫んだりする子が多いですが、お子さまはずっと無表情で登園します。お母さん、お父さんはお子さまに愛情を込めていますか?」と言われました。パパと私は、娘のことが世界中の誰よりもいとおしいです。それを分かってくれなかった先生の言葉に、私は娘に愛情がないのかと思い、大声で泣きました。そんなときに、娘が私のことをムギューとしてくれました。それが一番うれしかったです。

通園は振り向きもせず無表情でしたが、私は抱っこして帰ったり、家でもスキンシップを取っていました。娘は満面な笑顔で、ずっと私の所から離れなく、パパが帰ってくるとパパから離れませんでした。

そんな登園無表情だった娘も大学生。幼稚園のときのことを聞いたら、「ママから離れるのは嫌だったけど、泣けばママが心配するから泣かなかったの。家にいるときにずっと抱っこしてくれたこと、うれしかったよ」と、話してくれました。娘が私のことを気にかけていたんだと思うと、優しい娘がすごいと思いました。

皆さん、私の娘のような場合もあります。家にいるときは子どもに愛情を込めて、たくさんスキンシップして、抱っこしたり褒めてあげてください。子どもは、世界中で誰よりも、パパとママが大好きですから。お節介なおばさんですみません。

貴重な体験を投稿いただき、ありがとうございます。娘さんが大きくなった今でも、ママをとても大切に思っているのが分かり、救われる思いです。