カートを戻してくださるご厚意に 思わず目頭が熱くなりました

山形村／なおまま

現在２歳半の怪獣を連れての買い物は、毎回気力体力を要します。買い物中も、要らない物を買わされる、カートに乗ったり、急に下りたり、消えたり、迷子放送をされたことは一度ではありません。買い物を終えて、荷物を持って車に行くまでも、カートから下りる、手もつながない、座り込む、違う方へ行く、よその車を触ろうとする、駐車場という危険な場所を速やかに進みたいのに進まない。

そして、やっと車にたどり着いたとき、「これから行くから戻しますよ」と声が。振り向くと、小学校くらいの男の子とお母さんが「小さいお子さんを連れてると、戻すのも大変ですよね！」と、お母さんは私からカートをサッと受け取ってくださいました。そして、男の子は「かわいいね」と娘に声を掛けてくださいました。

  「誰かカート持って行ってー！」「ここでカートを受け取ってくれるサービスないかな！」と、心の中でいつも叫んでいたので、ありがたくてありがたくて、目頭が熱くなりました。私も、人にそうしていかなくてはと改めて強く思い直しました。