【子どもとお山歩12ヵ月】季節の花を探しに。〜vol.2 乗鞍高原 一の瀬園地〜
抱っこ紐のころから、子どもと一緒に山へ。少しずつ歩ける距離が伸び、景色の見え方も変わっていく。1児のママ・真田緑さんの親子で楽しむ「お山歩(おさんぽ)」の記録です。【2025年5月号掲載】
季節の花巡りは、私の好きな山の楽しみ方のひとつです。
どの山にいつごろどんなお花が咲くのかをリサーチし、それを見に行く山歩きでは、ゆったりと季節の移ろいを感じる時間を過ごすことができます。
5月初め、雪が溶けて山に新緑が芽吹く頃、たくさんの種類の花があちらこちらで咲き始めます。
乗鞍高原では、水芭蕉が満開となり、雪解け水の流れる小川や池に群生する水芭蕉の姿は、格別に美しい景色です。
乗鞍高原の一の瀬園地は乗鞍岳を眺めながら、アップダウンの少ない整備された木道や遊歩道をぐるっと歩くことができ、気分に合わせて短くも長くも歩くことのできるのがいいところ。
息子を連れて最初に訪れたのは、生後6ヵ月の頃で水芭蕉の季節、抱っこ紐で抱っこをしての歩きでした。
もうすぐ2歳という秋ごろに訪れたときには、せっかく歩いた道を逆走して戻って行ったり、立ち止まって遊び始めて歩いてくれなかったり、と興味の赴くままの自由なお山歩で、最後は疲れて抱っこをせがまれ、帰りたくなくて泣いてしまう、という、くたくたな1日となりました(笑)。

今は2歳5ヵ月となり、逆走することもほとんどなくなり、自分が歩くべき方向や目的を理解して歩いているようにみえるので、この春は、お花がきれいだねなどと話しながら、少しは心のゆとりを持ちつつ、歩けたらいいなと期待しています。
同じ場所へ行っても、子どもの成長でまったく違うお山歩になるというのは、とてもおもしろいなと思います。
お山歩Data のりくらこうげん いちのせえんち
難易度 ★☆☆☆☆ お散歩年齢 1歳11ヵ月
池や湿原、小川などが点在し、起伏の少ない平野に散策路がめぐらされ、乗鞍高原らしい景観が楽しめる。ネイチャープラザ一之瀬にある「 一之瀬駐車場」がトイレも利用できて便利。水芭蕉の季節は、ぬかるみが多いので足もとにご注意を。