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イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」

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2017年2月

全力で遊ぶ子どもたちの姿を見て とてもうれしくなりました

松本市/柿子

12月のある日、ふらっと立ち寄った公園でのことです。滑り台の付いた複合遊具が1つだけある公園に、未就学の子から小学生の子が7、8人で遊んでいました。その中にはきょうだいもいるようで、なんとなく一緒になって遊んでいる様子でした。

その地区に全くゆかりのない我が子。緊張しながら様子をうかがい、遊具に近づいていくと、滑り台の上から「あ、新しいお友達が来た!」と男の子。そして別の女の子が「いいよ。仲間に入れてあげる」とニッコリ。我が息子は途端に明るい笑顔に。そこからは親たちは遠くで見守り、子どもたちのペースでの遊びが始まりました。フラッといなくなってしまう小学生の女の子たちを小さい子が探したり、かくれんぼや高おになど、誰ともなくアイデアを出し合っており、全力で遊ぶ子どもたちの表情を見ることができました。見ると、その中のお父さんと思われる方が2人、絶妙な距離で同じようにチラチラと様子をうかがいながらも、口を出さずに見守っていました。
 ほんのわずかな時間でしたが、我が子は「すごく楽しかった。またこの公園に行く!!」としばらく言っていました。今は、こういった子ども同士のやり取りや遊びをすることがだんだん難しく、少なくなっているように思います。こんな光景が見られてうれしくもあり、改めて子どもの過ごし方を考えさせられました。

こちらまで心が温かくなりました。ひと昔前はどこにでもある光景だったように思いますが、知らない子同士ですぐに遊びに夢中になって、大人はそっと見守るというのは、今は難しい世の中なのでしょうか。