読者投稿紹介

イクジィズチャットルーム「いくっちゃ」

いくっちゃはイクジィ読者のおしゃべり空間です。

読者の皆さんが編集部にお寄せくださったお便りなどを掲載しています。

2015年10月

これから直面するかも知れないWケア 読者の皆さんはどう考える?

松本市松原/Ma―マ

 「ママしなないで」。園から帰って来た5歳の娘が紙に書いた言葉。

この日、実母を病院に連れて行ったところ、「近々手術して入院する必要がある」と告げられたそう。父は父で、脳の異常が少しあるとのことで、薬の種類が増えている。今までも大変だったのに、今年に入り、ますます両親の老いが早まっている気がする。私の肩に重圧と不安が襲ってくる思いがした。近くに頼れる人もいない…話を共有できる相手もいない…。「あーどうしよう」、そんな切羽詰まった表情は、娘から見て死にそうな顔に写っていたのか。
 人生思い通りにいかないことが多い。病中6年目でやっとの思いで娘を授かった。それから数年、兄弟をつくってあげたいと考えたが、また体の症状で産めないかも? ならば「里親制度を利用して里子を育ててもいいね」と主人と話し、市の説明会に足を運んだこともあった。しかし、自分の病気に加え、育児、親の面倒をこなす勇気は私にはなく、あえなく断念。おばあちゃん方が孫の面倒をまめにみてくれている姿や、子どもの兄弟の話に花を咲かせているママ同士の姿をうらやましく思い、さらに落ち込む。そんなときに限って他のママたちと比べ、悪循環…。これが現実。受け入れようと努力しているが、ただ分かり合える人がいて、気持ちを吐き出すことができるなら、もっと頑張れるモチベーションが上がるのになぁ、と考える。
 とりあえず、今のところは、主人の全面協力と娘の笑顔に救われ、何とかやっていますが、これからイクジィママたちも直面するかも知れないWケア(育児&介護)。皆さんのお考えがあったら、お聞きしたいです。

育児だけでも大変なのに、協力を頼むどころか介護する立場になるなんて…。読者の皆さんはどう思われますか? ぜひご意見をお寄せください。